日本義肢装具士協会学術大会とケアパック石川臨床研究会

 皆さま、暑い日が続いておりますがお元気でしょうか? 熱中症対策が必要な時期となり、当ステーションのスタッフも利用者様の体調管理を十分気をつけて観察するように心掛けております。

 

 さて先日、金沢歌劇座にて「第21回日本義肢装具士協会学術大会」が催され、当事業所の田中渉PTがシンポジストとして登壇いたしました。内容としては、訪問リハビリを受ける利用者様の装具状況や使用状況、及びリハビリを提供する理学療法士・作業療法士側からの在宅での装具の理解や今後の展望について発表いたしました。地域医療・介護を担う各シンポジストの先生方が装具について発表され、フロアからの質問も含めて地域での装具のあり方について会場全体が有意義な議論の場となりました。

 

 話は少し変わりますが、当事業所では「ケアパック石川臨床研究会」と言った名前の研究会が存在します。参加しているメンバーがそれぞれの研究テーマに関して進捗状況を確認し合ったり、文献を紹介したり、研究方法論・統計方法を議論したり、調査を行なったりしており、事業所の学術的な発展を含め各メンバーの研究活動をお互い支援し合う研究会です。研究会自体はざっくばらんな雰囲気で行っているので、お互い意見や質問も交わし易く有意義な集まりとなっており、上記のシンポジウムにおける発表内容の調査もこの研究会で議論・検討し実施しました。これからも普段の業務を始め、学術的にも発展し、利用者様に還元出来れば幸いだと思っています。また興味がある方は、のぞきに来てくださいね☆

 

追伸:装具に関したアンケートにご協力いただいた利用者様におかれましてはこの度は本当にありがとうございました。おかげ様で非常に有意義な発表が出来ました。心より御礼申し上げます。