数を数える

みなさんこんにちは!理学療法士の山崎です。最近は自宅でも寒くなってきたので暖房をつけ始めました。日中との気温差もまだまだ激しいので風邪など召されませんよう気をつけてください。

さて、今日の話題は「数を数える」です。これはリハビリの中でトレーニングを行う際の回数をカウントする行為の事です。このカウントの方法にしてもちょっとした工夫があります。

例としてラジオ体操などの軽い負荷で、比較的易しいトレーニング内容を行う際は、セラピストは先立って数字をカウントします。これは行った回数を利用者さんに把握してもらうのと、リズム良く運動を促す目的があるためです。

一方で、リハビリでは「出来るか出来ないか微妙な動き」をセラピストの介助によって安全に行う場合が多くあります。このような動作は筋力的もしくはバランス的にも負荷や難易度が高くなりやすいため、質の高いトレーニングを行うためにも利用者さんのタイミングで動作を開始し、それを丁寧にカウントするようにしています。

このように、運動時に「数を数える」行為にもちょっとしたコツがあり、普段から意識して心がけるようにしています。これも若手の頃に利用者さんから「数えるの速いわ〜」と言われた経験があったからですね(^_^;)

また、特に負荷の高い筋力トレーニングを行うときは利用者さんも一緒に数を数えた方が良いと言われています。それは数を数える事で同時に「息を吐く」事が出来、それによって腹筋などの体幹筋に力が入る為効率よく安全にトレーニングができるからです。お試ししてみてください!

また、運動中の呼吸の仕方などについても分からないことがあればお気軽にスタッフまでお声かけ下さい!