忘年会と食について

師走も半ばを過ぎ、新しい年が近づく今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

お正月の準備も大切ですが、疲れ過ぎて体調を崩されないように気をつけてくださいね。

さて、当社ケアパック石川は今年も色々とありましたが細やかながら無事に忘年会を行う事が出来ました。これもひとえに皆様からのご支援があっての事と存じます。今年一年もありがとうございました。

今年の忘年会は金沢駅前の「大名茶屋」で美味しい料理とお酒を頂きながらスタッフ一同で今年一年の話に花を咲かせておりました。美味しい料理ほど、よく噛み締めて味わいたいものです!

ここで、話は少し変わります。

先日、認知症地域事例検討会へ参加した時の話ですが、様々な症状を改善させるためにも栄養学的なアプローチをもって、そもそものコンディション(体調)を整える事が先決であるという話を伺いました。その中でも「噛む事」はとても大切であるとの事でして、デンプンやグリコーゲンなどの多糖類の食物を分解できるのはアミラーゼを含む唾液と膵液のみとの事です。つまり、「噛む」ことは貴重なアミラーゼを含む唾液の分泌を促す効果があり、十分な食物分解、栄養吸収のためにも大切であるとの事です。

師走と言うだけあり、皆様も忙しい日々をお過ごしとは思います。ですが、食事の際は体調を整えるためにも、極力、早食いや暴飲暴食を避けて、そしてよく噛んで味わって食べられますと、とても良いですね。私も気をつけたいと思います。

今年もあとわずかでありますが、気を引き締めて業務に取り組んでまいりたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。